【SOPRA・VIVERE】1章-2
女は慌てて部屋を出て行ったかと思うと、暫くして一人で戻ってきた。
「エドウィンたら、どこに行ったのかしら……さっきまでいたのに」
「……ここはあんたの家?」
シャルティエルは眉をひそめて女に尋ねた。首を傾げていた女は弾かれたようにシャルティエルの方を見て、頬を紅潮させた。
「ええ、そう……私の家よ。エドウィンがあなたをここまで運んでくれたの。けど、今エドウィンはいないみたい」
まごつきながらも女は微笑んで答えた。
「あの……わたしはモニカ。モニカ=オルシーニと言います」
オルシーニ。このエテルニナ市国で苗字を持つことが出来るのはほんの一握りの人間だけだ。国家に貢献している者か、かつて貴族と呼ばれていた者たちか。
どちらにしてもこの女、モニカは本物の令嬢であることには変わりない。あの夜盗たちも、恐らく彼女の素性を解っていたから連れ去ったに違いない。
「本当に目が覚めて良かった。だって、二日も眠ったままだったから」
「二日」
魔法を使ってここまで潰れたのは、どれだけぶりだろう。シャルティエルは思い返して深くため息をついた。
「それで、あなたは」
「そういえば、あの夜盗は?」
女が何か言いかけたが、それを遮りシャルティエルが続け様に質問する。
「……エドウィンが警備隊の所へ連れて行ったと言っていたわ。あの人たちは最近国のあちこちを荒らしてた人たちだったから……」
モニカは表情を肩を小さく震わせて答えた。あれからまだ二日しか経っていないのだから無理もない。シャルティエルは小さく素直に謝った。
「さて、じゃあ俺はそろそろ……」
シャルティエルは立ち上がり上着を羽織ると、自分の剣とトランクを手に取った。
「? 出掛けるの?」
「そうじゃない。いつまでもここにいても仕方ないから宿を探しに行く」
「でも、今は」
モニカはシャルティエルを引き止めるように腕を引いた。
「二日間も寝かせてくれてありがとう。それじゃ、さようなら」
シャルティエルはモニカの手を振り解いて部屋を後にした。
To be continued……
→遅くなってサーセンw 今回はあまり進展ナシ;
「エドウィンたら、どこに行ったのかしら……さっきまでいたのに」
「……ここはあんたの家?」
シャルティエルは眉をひそめて女に尋ねた。首を傾げていた女は弾かれたようにシャルティエルの方を見て、頬を紅潮させた。
「ええ、そう……私の家よ。エドウィンがあなたをここまで運んでくれたの。けど、今エドウィンはいないみたい」
まごつきながらも女は微笑んで答えた。
「あの……わたしはモニカ。モニカ=オルシーニと言います」
オルシーニ。このエテルニナ市国で苗字を持つことが出来るのはほんの一握りの人間だけだ。国家に貢献している者か、かつて貴族と呼ばれていた者たちか。
どちらにしてもこの女、モニカは本物の令嬢であることには変わりない。あの夜盗たちも、恐らく彼女の素性を解っていたから連れ去ったに違いない。
「本当に目が覚めて良かった。だって、二日も眠ったままだったから」
「二日」
魔法を使ってここまで潰れたのは、どれだけぶりだろう。シャルティエルは思い返して深くため息をついた。
「それで、あなたは」
「そういえば、あの夜盗は?」
女が何か言いかけたが、それを遮りシャルティエルが続け様に質問する。
「……エドウィンが警備隊の所へ連れて行ったと言っていたわ。あの人たちは最近国のあちこちを荒らしてた人たちだったから……」
モニカは表情を肩を小さく震わせて答えた。あれからまだ二日しか経っていないのだから無理もない。シャルティエルは小さく素直に謝った。
「さて、じゃあ俺はそろそろ……」
シャルティエルは立ち上がり上着を羽織ると、自分の剣とトランクを手に取った。
「? 出掛けるの?」
「そうじゃない。いつまでもここにいても仕方ないから宿を探しに行く」
「でも、今は」
モニカはシャルティエルを引き止めるように腕を引いた。
「二日間も寝かせてくれてありがとう。それじゃ、さようなら」
シャルティエルはモニカの手を振り解いて部屋を後にした。
To be continued……
→遅くなってサーセンw 今回はあまり進展ナシ;
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COMMENT
お久しぶりです^^
かなり放置プレイしてたので、無理ないです;;
あ!そちらには今日お邪魔しました。三部作の中でもっとも読後が爽やかな仕上がりだったように思います^^
感動しちゃったd('')
>そっけないシャルティエル
思春期なので、突っ張ってます(多分)
まだまだ不定期連載となりそうですが、どうかごひいきにm(_ _)m笑
では、またそちらに伺いますノシ
かなり放置プレイしてたので、無理ないです;;
あ!そちらには今日お邪魔しました。三部作の中でもっとも読後が爽やかな仕上がりだったように思います^^
感動しちゃったd('')
>そっけないシャルティエル
思春期なので、突っ張ってます(多分)
まだまだ不定期連載となりそうですが、どうかごひいきにm(_ _)m笑
では、またそちらに伺いますノシ
すごく久しぶりなので今までのお話忘れてましたorz
うーん…なんだかんだでシャルティエルまた戻ってくると予想しています(笑)
うーん…なんだかんだでシャルティエルまた戻ってくると予想しています(笑)
一瞬誰かと思いました(笑)
お久しぶりです♪
いえ、更新自体は昨日したんですよ;;
日付が4月なのは下書きのまま放置されていたからなので……
銀蛇さんもお気になさらず^^;
うーん、では零さんの予想の通りで(ぃ
ではでは、また時間が出来次第更新していきますので……ノシ
お久しぶりです♪
いえ、更新自体は昨日したんですよ;;
日付が4月なのは下書きのまま放置されていたからなので……
銀蛇さんもお気になさらず^^;
うーん、では零さんの予想の通りで(ぃ
ではでは、また時間が出来次第更新していきますので……ノシ
お、更新きてますね、ってな久々具合です。
僕としては丁度いいくらいのペースな近況だったりします。適度に頑張ってくださいね。
よませていただきました。
シャルティエルの気遣いのなさっぷり(おぃが存分に出ていてなんとも…w
僕としては丁度いいくらいのペースな近況だったりします。適度に頑張ってくださいね。
よませていただきました。
シャルティエルの気遣いのなさっぷり(おぃが存分に出ていてなんとも…w
>のーたさん
お忙しい中読んで下さってどうもですm(_ _)m
>気遣いのないシャルティエル
こんなマイペースな主人公もそういないような…^^;
そのマイペースの裏には……(ぉ
私が言うのも説得力ないんですけど。
のーたさんも今はお仕事が大変だと思いますが、あまり無理をしないように、頑張って下さいませね^^
では、また亀ペースで更新していきますノシ
お忙しい中読んで下さってどうもですm(_ _)m
>気遣いのないシャルティエル
こんなマイペースな主人公もそういないような…^^;
そのマイペースの裏には……(ぉ
私が言うのも説得力ないんですけど。
のーたさんも今はお仕事が大変だと思いますが、あまり無理をしないように、頑張って下さいませね^^
では、また亀ペースで更新していきますノシ
今日は!お久しぶりですかいりです^^
シャルったらつれない態度><;
モニカちゃん、ちょっとかわいそう!
腕を引くのだって、きっと彼女にとっては勇気の要る行動だったと思うのですが。
恋愛大好き人間としましては、今後の二人の恋の行方を期待していたりします^^
本当にこのまま行ってしまうのシャル!?
続きも楽しみにしていますね!
シャルったらつれない態度><;
モニカちゃん、ちょっとかわいそう!
腕を引くのだって、きっと彼女にとっては勇気の要る行動だったと思うのですが。
恋愛大好き人間としましては、今後の二人の恋の行方を期待していたりします^^
本当にこのまま行ってしまうのシャル!?
続きも楽しみにしていますね!
ども、こんばんはです^^
>モニカの勇気
実は素で相手と触れ合えるタイプなのかも知れません。大胆で飾らないお嬢様です。
どこまで二人の行方を書ききれるかは解りませんが…かいりさんのためにもがんばります☆
コメありがとうでした。 続きもどうぞお楽しみに…^^
>モニカの勇気
実は素で相手と触れ合えるタイプなのかも知れません。大胆で飾らないお嬢様です。
どこまで二人の行方を書ききれるかは解りませんが…かいりさんのためにもがんばります☆
コメありがとうでした。 続きもどうぞお楽しみに…^^
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シャティエル、なんかそっけないですね;